AVIFはなぜこんなに注目されるのか?

AVIFは最も新しい静止画ファイル形式です。優れた圧縮率を誇ることで注目を集めています。特徴や対応するブラウザなどを紹介します。

2019年2月に完成したAVIF(v1.0.0)は、最も新しい静止画ファイル形式です。高い圧縮率でありながら、ロイヤリティフリーで提供されるため絶賛注目を集めています。

AVIFとは?

AVIF(AV1 Image File Format)は、非営利団体のAOMedia(Alliance for Open Media)がGoogle、Cisco、Xiph.orgと共同で開発した静止画ファイル形式で、ファイル拡張子は.avifです。

処理としては画像や画像シーケンス(ムービーのフレーム)をAV1のイントラフレーム符号化群の技術を応用して圧縮し、HEIFファイル形式で保存します。

AV1は、インターネット上での動画配信を目的としてAOMediaが開発したロイヤリティフリーな動画圧縮コーデックです。

メリット

  • 圧縮率が高い
  • ロイヤリティフリー
  • 透明度、HDR、広色域など、よりモダンな機能が満載

圧縮率

JPEGの50%減、WebPの30%減と驚きの高圧縮です。圧縮率が上がっても品質は遜色ありません。 試しに画像を見てみたいという方はこちらのサイトが使いやすいです。

https://squoosh.app/

ちなみにAV1も4K UHD動画の配信で、競合するコーデックと比べて平均30%優れた圧縮率です。

ロイヤリティフリー

意外と重要な要素であるロイヤリティフリー。

ロイヤリティフリーとは、事前に取り決められた使用許諾範囲内であれば、知的所有権に関する追加の使用料(ロイヤルティー)の発生が免除されている、要はフリーなやつです。

多くの企業が参入するハードルが一気に下がります。

同じような機能や品質であればフリーなものを選ぶのは当然ですね。

デメリット

  • 処理時間が長い
  • 対応するブラウザが完全ではない

処理時間が長い

H.265よりエンコードが約6倍、デコードが約2倍かかります。 ちと長いですね。

対応するブラウザが完全ではない

https://caniuse.com/?search=avif

2021年12月の時点で、Firefox,Chrome,Opera,Androidのブラウザはサポート対象です。SafariやEdgeはまだ対応できていないようです。

ウェブサイトにAVIFを実装する方法

AVIFはまだ比較的新しいテクノロジーであり、すべてのブラウザーでまだ完全にはサポートされていないため、AVIFを実装する最良の方法は、ブラウザがAVIFファイルタイプをサポートしていない場合、代わりにフォールバック画像(JPEG)を表示する方法です。

<picture>
<source srcset="images/example.avif" type="image/avif">
<source srcset="images/example.webp" type="image/webp">
<img src="images/example.jpg" alt="description of example image"> </picture>

企業注目度

NetflixがすでにAVIF画像形式がJPEG、PNG、さらには新しいWebP画像形式よりもはるかに優れていると主張しており、画質と圧縮ファイルサイズの比率が高く評価されています。

https://netflixtechblog.com/avif-for-next-generation-image-coding-b1d75675fe4

AVIFには現在、Google、Netflix、Appleなどの大企業からの支援者がいます。